20代って最初に転職を考えるタイミングですよね?
でも実績やスキルに乏しいうちは転職できるか不安なことも多いでしょう。
そこで20代で転職する際に求められることや成功させるコツについて紹介します。
20代の転職は成功しやすい理由とは?
大学を卒業して社会人になり2~3年たつと仕事にも慣れてくる時期です。
しかし慣れてくると今度は今のままでいいのかいろいろ考えるようになります。
やってみたら意外と向いていると分かるケースもあれば、逆に全然向いていなかったと分かることもあります。
20代前半だと経験も浅くスキルに乏しいことから転職市場では価値が低いと思ってしまいがちですが、その分若さやポテンシャルが評価される可能性はあります。
特に新卒を思うように採用できなかった企業にすれば、第二新卒や20代前半の応募者は狙い目です。
では20代後半はどうか?勤続3年未満だと評価は低くなりますが、3年以上なら社会人経験もある程度認められるため転職で不利になることはないでしょう。
ただし20代後半で未経験の業種や職種に転職するなら、できれば27歳ぐらいまでが限度と考えるべきです。
社会人経験が浅くても、前職でどういうことを身に着けてきたのかしっかり伝えられれば未経験の業界や職種に転職する場合でも十分にチャンスはあることでしょう。
20代の転職で求められることは?
20代は若いので当然ながら実績やスキルよりもポテンシャルが評価されます。
そして適応力も大事です。転職先の職場ですぐに溶け込めるようなコミュニケーション能力や素直さ、協調性、そして柔軟性が必要とされます。
また若い場合、実務経験がない分、学歴も評価の対象になります。
これが30代以上になると実績やスキルが評価の対象になるので、ある程度そういったものがないと転職は厳しいでしょう。
20代の転職を成功させるのに必要なことは?
では20代の転職を成功させるのに必要なことは何でしょうか?以下の3つのポイントを紹介します。
1.転職理由が納得できる
残業がきつい、休日が少ない、給与が少ないなどの後ろ向きな不平不満が理由で退職することもあるでしょうが、転職理由がそれの裏返しではいけません。
もし転職理由が「休日が多い」だったら、面接官は「休日が多ければどこでもいいのか?」と思ってしまいます。
自分の中で一貫性がある理由があることが大事です。
できれば、やりたいことがあり、前職ではそれが果たせなかったので転職した、という流れが望ましいです。
2.将来のビジョンがある
社会人として将来どんなふうになりたいのか、自分の中ではっきりとしたビジョンがあることが大事です。
そして転職後は新しい会社で自分が何ができるのか、何をやりたいのかが面接官にしっかり伝わると好印象になるでしょう。
可能なら、前職での経験や知識、スキルを活かして御社で活躍したい、という話ができればなおよいです。
3.やりたいこと=転職先
自分のやりたいことが転職先で実現できることがお互いにとって望ましいです。
やりたいことが転職先ではできないならば、採用する側にも入社する側にも不幸になります。
転職先の会社が目指すものは企業HPの企業理念などに詳しく載っていると思います。
採用する側が「この人はうちに入ってもやりたいことができない」と判断したら落とされてしまいます。
事前にしっかり調べて自分のやりたいことと企業の向かう先が一致していることを確認しておきましょう。
まとめ
20代の転職を成功させるには自己分析が大事です。自分は何をやりたいのか、どうなりたいのか、自分と向き合って答えを見つける必要があります。
社会人経験が浅いと知識も経験も足りないので、自分がやりたいことや目指す方向が分からないことも多々あります。
自分で考えても分からない場合は人の手を借りましょう。転職エージェントに登録すると経験方法なキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。
答えは自分の中にあるけど自分では分からないものです。しかし第三者と話すことで自然と気付きが得られることも多いです。
転職エージェントに登録して自分に合った転職先を見つけられるようにしましょう。