ワーママの転職。仕事と育児を両立させるには?

ワーママ(ワーキングマザー)が転職して仕事と育児を両立させながら働くのは通常の転職と違っていろいろ大変だったりします。

何に気をつければいいか?どのタイミングで転職するのがベストなのか?

どんな転職先を選ぶべきなのか?迷うことはたくさんあると思います。そこでワーママの転職のコツについて紹介します。

ワーママが転職を成功させるコツは?

ワーママの転職にはさまざまな理由があります。

・保育園や幼稚園に子供を預ける時間や休日が、今の会社の条件と合わなくなった

・産休明けで時短勤務してたけど、会社の規則で3歳以降は時短できなくなった

・子供ともっと一緒にいられる時間が作れる職場に移りたい

・職場にワーママは自分以外になく、周囲の理解がなかなか得られない

など、子供を預けて働くワーママにとって、今の会社では働きづらいと感じ始めると転職を考える方が多いようです。

職場にロールモデルとなるような先輩ワーママがいれば、それをお手本にすることもできるし、周囲の理解も得られやすいですが、自分が最初だとなかなか大変です。

特に子供が小さいと、急病で突然仕事を何日も休まないといけないことが出てきます。

シフト制勤務の場合、突然休むと周囲にしわ寄せが行くので気を遣いながら働くことになります。

そこでワーママが転職を成功させるコツについて紹介します。

1.子育て中であることを履歴書に書くこと

履歴書

おそらく「小さい子供がいると書いたら選考で落とされるのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。

でも逆に考えると、小さい子供がいるだけで選考を落とすような企業は、入社後もきっと働きにくいだろうことは容易に想像できます。

だったら、最初から堂々と履歴書に書いて、きちんと伝えた方が後で困ることもないでしょう。

2.旦那と家族に協力してもらうこと

3世代家族

選考となると何度か面接を受ける必要があります。

そうなると子供をどうしよう?と預け先に悩むことになります。

まずはフルタイムで働いているであろう旦那さんにまず相談し、土曜日など休日に合わせて子供の世話をお願いしてみます。

または両親や兄弟など子供の面倒を見てもらえるか聞いてみるのもよいでしょう。

それも難しければ今の仕事を半休とるか、仕事終わりにさせてもらうか調整が必要です。

3.子供のことを聞かれたら裏の意味を考える

子供の兄弟

面接官にたぶん聞かれると思います。

「お子さんは何歳ですか?何人ですか?」

世間話的に子供のことでもしかして盛り上がるかもしれません。

でも面接官が聞きたいのはそういうことではありません。

面接官は「この人は本当に仕事と育児を両立できるのかな?」と疑問に思っています。

ひょっとすると旦那が協力的でなく、仕事と育児を両立できる環境ではない可能性もあると想定しています。

だから、子供の話を振られたからと言って喜んで話すのではなく、面接官の意図を見抜いて話があまり脱線しないようにしましょう。

4.子供が急病になったらどう対処するのか?

子供 病気

面接官は不安に思っています。

「子供が急病になったら突然、何日も仕事を休むのだろうか?」と。

もちろんたまには子供が風邪を引いたりすることもあるから、時々休む程度なら支障はないでしょう。

でも子供がインフルエンザにかかったら一週間くらいは自宅で静養することになり、仕事も長期間休むことになります。

そんな場合、旦那や家族は協力してくれるのだろうか?と不安を抱いています。

そこで、もし子供が急病になった場合は、こういうふうに対処すると具体的に説明できるといいです。

熱が出たら実家の両親が保育園まで迎えに行く、とか、何日かかかりそうな場合は旦那と交代で休みをとる、など。

5.前職の退職理由の伝え方に注意する

退社

「前の会社はワーママに理解がない職場で子供の急病のときに休みづらかった」と正直に話した場合、面接官はどう思うでしょうか?

「えっ?もしかしてうちに入社したら突発的に休んだり早退するのを認めてほしいってこと?」

と戸惑います。そしてそんな人材は会社側としても採用しづらいです。

急に休むことは、休まれる側からすれば仕事に対する責任感に欠けると見られかねません。

ネガティブな印象にならないように、ポジティブな答え方にしないといけません。

前職の不平不満だけではなく、それをどうやって乗り越えようと努力や工夫をしてきたのか?

出来る限りの努力をしてそれでも解決できなかったから転職を決意した、というストーリーなら聞いている側も「すぐに辞められる」というリスクが少ないと判断してくれます。

ワーママの転職のタイミングは?

ワーママの転職のタイミングは子供の成長の段階によって変わってきます。

1.子供が3歳未満

赤ちゃん

出産して1年間産休をとり、子供を保育園に預けて職場復帰するケース。

育児を仕事を両立するのは精神的にも体力的にも大変です。

保育園も夜7時くらいまでしか預かってくれないので、それに間に合うように早く仕事を片付けないといけません。

子供が急病になり仕事に穴を空けたらその埋め合わせもしないといけません。

結果、昼休みもろくにとれないくらい働くことになるので疲れがたまってきます。

小さい子供を1日預けることに対して罪悪感もあるし、

「もう少し子供と一緒にいられる仕事に変えようかな?」と思っても不思議ではありません。

2.子供が3歳になるタイミング

3歳

幼稚園は3歳から始まります。それまで専業主婦で育児に専念していたママも働きに出るいいタイミングです。

また企業の時短勤務は「子供が○歳まで」と規則で決まっているため、3歳までだった場合、仕事と育児が両立できなくなり、泣く泣く今の職場を辞めて転職することになるママさんもいます。

自宅と職場の通勤時間が1時間くらいかかる場合、朝はよくても帰りは保育園のお迎えが絶望的に間に合わないこともあります。

そうなるといくら育児に対して理解のあるいい職場でも育児と両立できなくなります。

3.子供が小学校1年生になるタイミング

1年生

いわゆる「小1の壁」というやつです。

子供が幼稚園や保育園を卒業し、1年生になるタイミングでは多くのママ・パパが悩むことになります。

1年生だと授業が早く終るため、子供の預け先として学童に預けることになります。

学童は保育園や幼稚園ほどサポートがあるわけではありません。

もしお迎えに間に合わない場合、一人で家まで帰ることになるし、夏休みや冬休みなど学校がお休みの時期はどうするか?という問題も出てきます。

さすがに日中ずっと1人で家で留守番させるわけにはいきません。

実家の両親に手伝ってもらえればいいけど、毎日では両親も体力的に大変です。

結局、子供を一人にさせるわけにはいかないから、仕事を辞めてパートに切り替えるか、残業の少ない職場へ転職するママさんもたくさんいます。

4.子供が小学校高学年になるタイミング

小学生 高学年

子供が高学年になってくると家で一人でお留守番できるようになります。

小4くらいなら、学校のクラブ活動だってあるし、授業も2時や3時まであるでしょう。

学校帰りに友達と遊んだりもするし、親としてもそれほど心配しなくてもよくなります。

そのため、子供の手がかからなくなったこのタイミングで転職するママさんが多いのです。

ついでに言うなら、子供が中学に上がると塾に行ったりして教育費もだんだんかかるようになります。

そのため、今後のことを考えてフルタイムで働いて年収アップを考える方も多いようです。

子供を預ける先の事情や、子供に寂しい思いをさせてないか、などいろいろ理由はあると思いますが、計画的に行動して、転職の準備もしっかりしておくとよいでしょう。

ワーママはどんな転職先を選ぶべき?

女性の職場

ワーママが希望する転職先というのはだいたい

「正社員」「事務職」「土日休み」「残業少ない」というものです。

サービス業や販売業は土日の休みが少ないし、看護や介護など医療系はシフト制で体力勝負になります。

そうなると出張・残業がほとんどない事務職は主婦に大人気というのもうなずけます。

でもこういう求人ははっきり言って少ないです。

少ない求人に多くのワーママが殺到するから競争率がすごいことになります。

そのため、選考を通過するには他のワーママにはない自分だけの強みをアピールしないといけません。

ではワーママは事務職以外にどんな条件の転職先を選ぶべきなのでしょうか?

職場の人数が多い

人数が多いと一人が急に休んでも融通が効きやすいです。

逆に少ない人数でシフト制で回していると、急に休めないし、休むたびに罪悪感を感じてストレスが溜まります。

女性が多く、先輩ワーママもいる

業界や職種的に女性が多い仕事なら、子供の急病で休むことにも理解は得られやすいです。

さらに先輩ワーママがいればロールモデルとして今後のキャリアを築く上でとても参考になります。

こういう職場は育児休暇を取っている実績もあるし、有給休暇を使って急な休みに対応するのにも慣れています。

また上司が女性であることも多く、同じ女性として理解が得られやすいメリットがあります。

ただし若い独身女性が多い職場だと、同じ女性でも育児に対する理解が少ない可能性もあります

時短勤務できる

子供を保育園や幼稚園、学童に預けるにしても、朝と夕方の送り迎えが必要です。

仕事を定時で上がって迎えに行き、帰ってからご飯を作ったり子供をお風呂に入れたりととても忙しくなります。

そんな場合、時短勤務ができれば給料は少し減るけど育児と仕事の両立がしやすくなります。

残業が少ない(あるいは無い)

これも時短と同様、残業が多い職場だとお迎えが難しくなるので、なるべく残業が少なくて定時で上がれる職場がよいです。

処理できない仕事が溜まってきたら、お迎えは旦那に任せて時々残業する程度なら、育児と十分両立できるでしょう。

自宅と職場が近い

忙しいワーママにとってネックになるのが自宅から職場までの通勤時間です。

ドアからドアまで1時間かかるような職場だとそれだけ毎日往復で2時間は損することになります。

でも自転車で15分くらいの距離にある職場なら、帰りについでにお迎えに行けるし、時間を有効活用できますよね?

自宅に近い職場というのはそれぐらい魅力的です。

託児所がある

ある程度大きな規模の企業じゃないと託児所はありませんが、もしある場合、いざという時、とても頼りになります。

託児所によって休日や預ける時間に差はありますが、社員は安い料金で利用できるし、何より同じ社内にいるので急病の時でも安心できるメリットがあります。

もっとも職場まで遠い場合、子供を毎日そこまで連れて行くのが大変で、それがデメリットと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ワーママの転職の難しい理由や転職を成功させるコツ、どんな転職先を選べばいいかについて紹介してきました。

転職活動を行うときは転職サイトをまず見る方も多いと思いますが、おすすめは転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーを活用することです。

キャリアアドバイザーは転職のプロですから、履歴書や職務経歴書の添削や模擬面接などもしてくれます。

転職エージェントには大手から中堅、特化型などいろいろ種類がありますが、女性の転職に特化したエージェントもあるのでぜひ利用しましょう。