研究職から他の仕事へ転職したいと思う人はいます。
でも異業種に転職となると不安ですよね?
できれば今までのスキルや知識が活かせる仕事がいいはず。
でも異業種だと年収は下がりますよね?
そこで研究職から転職する人におすすめの転職先や転職しやすい方法を紹介します。
なぜ研究職を辞めたいのか?
研究職というと研究が好きでたまらない人たちのイメージがありますが、実際は普通のサラリーマンと同様に人間関係や将来のことなどで悩んでいます。
1.閉鎖的な空間
研究職という性質上、狭くて深い人間関係が閉鎖的な空間で長期間固定されます。
いったんイヤな上司、イヤな同僚などが現れると人間関係にストレスを感じてしまいます。
特に研究職の場合、上司からの評価は重要です。上司に恵まれなかった場合、企業のように異動することもできず、辞めて転職する選択を迫られることも。
よく聞く話ですが、研究の成果を上司や同僚に横取りされて、人間関係に絶望して辞めてしまう人がいますよね。
2.結果を出さないといけない
研究といっても好きな研究を毎日ダラダラとできるわけではありません。研究はお金がかかります。お金をもらってやってる研究なので結果を出すことが求められます。
そのため上の人間から結果を出せとプレッシャーをかけられ、採算がとれないと判断されたらその研究は打ち切りになってしまいます。
ただ研究するだけでなくスポンサーを探したり研究を実用化させるなど、お金に関しても苦労します。
3.もっと社会に関わりたい
研究室に閉じこもっていると世間だったりビジネスにはなかなか関わる機会がありません。
自分の研究が本当に役に立っているのか不安になることもあると思います。
だからといって研究職としてのキャリアを失ってまでビジネスをやりたいかというと迷いもあるでしょう。
でももっと社会に直接影響を与えるような仕事がしたいという欲求が抑えきれないと転職に踏み切る人も出てきます。
研究職から転職するときのおすすめの転職先は?
異業種へ転職といってもこれまでの経験や知識が活かせる方がいいですよね?
だとすると一番おすすめは医薬品メーカー、化学メーカー、食品メーカーなど製造業です。
医薬品や医療機器なら品質保証の仕事、食品メーカーなど製造業なら品質管理、語学力があるなら医療関連の翻訳の仕事もできます。
どれも高度な専門的な知識が必要です。知識のない営業マンだと突っ込んだ質問にはしどろもどろになってしまうので、研究職の人は喜ばれますよ。
ところで同じ研究職に転職できないの?と疑問に思うかもしれませんが、これはかなり難しいです。
なぜならそもそも研究職の求人が少ないから。そして研究職の場合、派遣を募集するケースも多く、正社員での募集は少ないです。
まとめ
研究職の人が辞めたい理由や、おすすめの転職先について紹介しました。
実は異業種への転職だと年収も下がり気味だし、そもそも未経験OKという求人も限られてきます。
かといってハローワークへ行ってもブラック企業が紛れているので求人票だけでは判断できず間違って転職してしまう可能性もあります。
そこでおすすめしたいのが転職エージェントを利用することです。
転職エージェントは自分のキャリアに見合った求人を紹介してくれます。非公開求人もたくさん抱えているのでいい求人が見つかる可能性が高いんです。
また研究職の人が苦手そうな面接対策や履歴書の添削も行っている上に、面接の日程調整など面倒くさいこともやってくれます。
登録して損はないのでぜひ活用しましょう。