営業を辞めたいから転職はアリ?失敗しないための考え方とは?

営業を辞めたいから転職はアリ?失敗しないための考え方とは?

 

営業の仕事が辛いから辞めたい!そう思って転職を考える人も多いでしょう。

 

でもちょっと待ってください!辞めたい本当の理由は何かよく考えてみませんか?

 

場合によってはなんとかなるかもしれません。

 

営業を辞めたくなった時の考え方について紹介します。

 

営業をなぜ辞めたいのか?

営業を辞めたいから転職はアリ?失敗しないための考え方とは?

 

営業職を未経験の人からすると、営業の仕事ってキツそうなイメージがありますよね?

 

実際、営業がイヤになって転職する人の理由て「ノルマがキツい」というのが多かったりします。

 

では辞める理由として他にもどんなものが多いのか紹介します。

 

 

1.成果重視の仕事だから

営業職は仕事の頑張りが成果として現れます。それがやりがいにつながる一方で、ノルマ達成がきつい一面があります。

 

なかなかノルマが達成できないとそれだけで辞めたくなるでしょう。

 

また結果だけで評価されてしまいがちなので、結果が出ない人にとっては辛いことが多いでしょう。

 

 

2.営業のお仕事が合わない

営業職の場合、お客さんを説得して商品を買わせるのがお仕事になります。

 

そのため口下手でセールストークができないとなかなか結果が出にくいし、お客さん相手に頭を下げることに抵抗を覚えることもあるでしょう。

 

また断られるたびに落ち込んだりすると、仕事を続けるのも辛くなります。

 

お客さんと信頼関係を築くのが重要ですが、そうしたスキルに乏しいととても疲れることでしょう。

 

でもこれらのスキルはビジネスマンとしては欠かせないものなので、そこから逃げていてはいつまでたっても問題がついてまわります。

 

むしろ乗り越える機会を与えられていると思って頑張った方がいいでしょう。

 

 

3.長時間労働になりやすい

お客さん相手の仕事だとどうしても相手の都合に振り回されがちです。

 

そのため残業や休日出勤が発生したり、長時間労働になりがちです。

 

家族がいる場合は仕事に忙殺されて家族サービスができないのは大変でしょう。

 

 

4.自社の商品に魅力がない

これも理由の一つです。心から売りたいと思う商品がなく、本音ではあまりお客さんのためにはなっていない商品をセールストークでうまく騙して売りつけるのは心が痛むでしょう。

 

儲け優先の会社の場合、そういうことはよくあるので、できれば転職する際によく調べておくべきでしょうね。

 

営業が向いていない本当の原因は何か?

営業を辞めたいから転職はアリ?失敗しないための考え方とは?

 

営業がイヤになったから転職する場合、本当の原因は何かを考えた方がよいでしょう。

 

たとえば営業がイヤといっても、実際は

 

・自分自身の仕事の取り組み方に課題がある

 

・営業スタイルや扱う商品に問題がある

 

・営業職そのものが自分に合わない

 

など理由が3つに分かれます。

 

何が原因なのかを分析しないと次の転職先でも同じことの繰り返しになりかねません。

 

仕事の取り組み方に問題があって成果が出ないなら、やり方を変えたり、勉強したりすれば改善できる余地は十分あるでしょう。

 

綿密な計画を立てたり、もっと業務を効率化したり、お客さんともっと密にコミュニケーションをとったりといろいろ対策はできます。

 

扱う商品や営業スタイルに問題があるなら、自分に合った会社に転職するのがいいでしょう。

 

新規営業が難しいならルート営業の仕事に変えてみたり、個人相手がダメなら法人相手にしたり、無形のサービスがダメなら有形の商品にしてみるとか。

 

営業職そのものが合わないなら営業以外の職種に転職するのが正解といえます。

 

営業の何がイヤなのか、それを明確化すればやるべきことも見えてくるでしょう。

 

営業に向いてない人はどんな人?

営業を辞めたいから転職はアリ?失敗しないための考え方とは?

 

もし営業職への転職を考えているなら、こんな人は向いてないという特徴を先に知っておくと転職先選びの参考になるでしょう。

 

 

1.コミュニケーション能力に自信がない

営業職にはコミュニケーション能力は必須です。

 

お客さんと信頼関係を築く上でコミュニケーションをとることが非常に大事です。

 

これが出来ないと営業ではかなり不利になるでしょう。

 

 

2.スケジュール管理ができない

お客さんとの約束の時間に遅れたりすると信頼関係を損ないます。

 

相手があるお仕事の場合、スケジュールをしっかりと管理することは必須といえます。

 

またノルマ達成のために日々スケジュールを確認して今日やるべきことを明確にするのもスケジュール能力といえます。

 

営業をやるならこうした能力は欠かせません。

 

 

3.言われたことしかできない

指示された仕事だけを淡々とこなしていたら給料がもらえる、そんな意識で仕事に取り組んでいる人には営業は向いていません。

 

営業の基本は相手の欲しがってるものを売ることです。相手がどんなものを欲しがっているか常に考え、自ら行動していく姿勢が大事になります。

 

指示待ちの方が楽かもしれませんが、そういう人は営業職についても苦労することでしょう。

 

 

4.ノルマのある仕事が苦痛

営業の仕事は常に数字がついて回ります。営業成績が給料に反映されるし、ノルマだってあります。

 

うまくいっていない場合は数字も悪く、毎日ストレスに悩まされることになるでしょう。

 

そのストレスが苦痛に感じる人だと営業を続けていくのは大変です。

 

逆に開き直ってそこにフォーカスを置かないとで、どうすれば改善できるかを考えられる人なら大丈夫です。

 

 

5.御用聞きではダメ

営業の場合、商品を買ってもらうことからお客さんの立場の方が上になりがちです。

 

ときにはムリな要求をされて対応に困ることもあるでしょう。

 

でもそれを全部受けていたら会社の信用も失うし、自分も大変になります。

 

時には断る勇気を持たないと、長い目で見て信用を築くのは難しいでしょう。

 

まとめ

営業はとても可能性のある仕事です。なぜならどんな仕事も営業は欠かせないからです。

 

だからこそ営業ができるようになれば、どんな仕事についてもやっていける自信がつくでしょう。

 

だからこそ営業が辛いと思っても簡単には辞めないでしばらく耐えてみる必要があります。

 

もちろん、精神的につらくて限界というなら辞めるのも仕方ありませんが、なぜ辞めたいのか、原因をしっかり考えみましょう。

 

一人で悩んでいるとどうしても行き詰まることがあるので、そういう場合は転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。

 

上司や友人よりも客観的な意見を言ってくれるし、転職のプロなので、プロの目線でアドバイスを貰えますよ。