転職サイトをのぞいても圧倒的に多いのは営業職の求人です。
そのため、今までやったことがない営業職へ転職しようと考える人も多いでしょう。
しかし、問題になるのが「志望動機」の書き方です。
そこで営業に転職したい時の志望動機の書き方・考え方のポイントについて紹介します。
営業職の魅力的なところとは?
営業が未経験の方にとっては、「ノルマに追われる」とか「お客さん対応が大変」など大変なイメージもある営業です。
しかし、その一方で、営業以外の方からすると、「営業成績が数字で現れるのでやりがいがある」という声も聞かれます。
事務職だと日々の業務に達成感ってあまり感じることはありませんが、営業だと毎月の目標とかが必ずあるので、達成感を味わいやすいですよね?
それに大規模な案件を受注できたりすると、ものすごい嬉しいし、給与にも反映されるからありがたいですよね。
営業の場合、成績が給与に反映される歩合給を採用しているケースが多いです。結果を出せば出すほど給与も上がるし、出世にもつながるわけです。
営業職に求められるスキルと適性って?
営業職の魅力がどんなものか分かったところで、必要なスキルや、どんな人が向いているのか適性について紹介します。
まずはコミュニケーション能力。お客さんとのコミュニケーションが円滑に行けば、信頼関係も築くことができます。
ときには粘り強さも要求されるし、体力や忍耐力、根性も試されるし、笑顔と元気さも常に必要でしょう。
そして単独プレイではなくチームで動くことも多いので、仲間との協調性も求められます。
またビジネスマンとして欠かせない、問題発見、解決能力や、ロジカルに考えられる思考力もあると良いでしょう。
すでに営業のお仕事を経験したことがあれば面接でも話しやすいですが、未経験の場合は、上に挙げたような能力を、営業以外の経験したお仕事でいかに身につけたかを語るのが大事です。
営業職になりたい方の志望動機の考え方
履歴書や職務経歴書に書く志望動機、また面接でも「なぜウチの会社に入りたいのか?」と必ず聞かれます。
ではどうすれば面接官を納得させられるのでしょうか?
そこで知っていただきたいのが、転職とは本来どうあるべきものなのか?
「前職は給与が低かったから」などのネガティブな理由での転職ではとても面接官を説得できません。
転職とは本来、自分の目指す将来像があって、それを達成するには前職では問題があり、希望の転職先で実現できると考えたからこそ、転職するものです。
つまり、考えておかないといけないのは、
1.自分の目指す将来像は何か?
2.前職ではなぜそれが達成できないのか?
3.希望の転職先ではなぜそれが達成できると考えたのか?
これらについてスラスラと答えられないといけません。
相手を説得するには材料が必要です。その材料を探すには企業のHPやSNSなどをよくチェックすることが大事です。
志望動機をブラッシュアップさせるには?
志望動機をさらに説得力をもたせるには以下の3つのポイントを意識してください。
1.なぜこの業界?この会社か?
営業職といっても業界、業種が違えばお仕事の内容も全く違ってきます。
ではなぜ希望の転職先がある業界を選んだのか?その答えが明確に返せるでしょうか?
そして、その業界の中でもなぜその会社を選んだのでしょうか?他の会社と何が違いますか?
そして前職の会社とその会社の違いって何でしょうか?
面接官としては「ウチの会社じゃないとダメな理由」を聞きたがっています。そのため、答えをしっかりと用意しておきましょう。
2.前職のスキルが活かせる
採用する側としては転職の場合、ある程度スキルのある即戦力を採用したいものです。
そこで、たとえ営業が未経験でも、前職で身につけたものの中で活かせそうなスキルがあればアピールしてみてください。
3.自分ならではの体験
転職の応募者は志望動機について、みんなキレイな答えを用意しているものです。
多くの面接を経験している面接官からすれば、特徴がないとみんな一緒に聞こえてしまい、胸に刺さらないものです。
そこで大切なのがあなたならではの実体験です。前職で実際にあった出来事の中で使えそうなものがないか思い出してみましょう。
まとめ
営業職に転職を考えている人の志望動機の書き方や考え方について、また営業職の魅力についても紹介しました。
営業といっても業界によって仕事内容は本当に違うので、情報を調べておかないと見当違いのことをやってしまいかねません。
そこで活用すべきなのが転職のプロである転職エージェントです
彼らは企業や業界について情報をたくさん持っているだけでなく、非公開の求人を多数抱えています。
また履歴書の書き方や面接対策もアドバイスしてくれるので登録して積極的に活用していきましょう。
少しでも転職の成功率を高めたいという方におすすめです。