転職すると年収は上がる?下がる?どっちが正解?
転職したいけど年収が下がったらイヤだなと思う方も多いでしょう。
実際に転職したら年収が下がった人もいれば上がった人もいます。
では下がるケース、上がるケースとはどんなものでしょうか?
そこで転職すると年収は下がるのか、年収が下がらないためにはどうすればいいかについて紹介します。
転職して年収が上がったケースとは?
でも中には転職で年収が上がったケースもあります。
たとえば伸び盛りの業界で業績が好調な企業だったら、人手不足で良い人材を取りたいので、給与など待遇が良いことが考えられます。
また給与の仕組みが成果主義の場合、仕事が出来る人ならそれまでよりも給料が上がることは十分あるでしょう。
また転職の際に自分を実像よりも大きく見せることで、より高待遇が得られる可能性もあります。
いわゆる売り込み上手な方は給料の交渉もうまく進めて年収がアップする可能性はあります。
ちなみに転職の際に自分の想定以上の年収を提示された場合は警戒も必要です。
企業側が「この人はすごく活躍するだろうから高い給料にしよう」と期待しているからです。
その分、期待どおりに働けないと失望されて社内でも扱いが微妙になってしまうことも。
また高い年収だともしかしたらブラック企業で人材不足だからという理由も考えられます。
なぜそんなに高いのかをよく考えないと後で後悔することにもつながります。
転職で年収が下がったケースとは?
未経験の業界や職種に転職する場合、キャリアチェンジになるので一般的には年収が下がります。
特に実務経験やスキルが重視される会社の場合、たとえ何年も社会人経験があっても経験不足とみなされます。
場合によっては30代40代でも新人と同じくらいの給料しか貰えないこともあります。
年齢が高いと元の給料が高いので、転職してもそれ以上を望むのは難しいです。
転職する際に「前職の給料はこれくらいだから、同程度をお願いします」と言った結果、「うちではこの金額は難しいため不採用」になるケースもあるようです。
また大企業から中小企業に転職した場合も年収は下がる事が多いです。
大企業の場合、年功序列型の給与のことも多く、年齢が高くなるとそれなりのお給料が貰えます。
しかし中小企業に転職するとその年収は維持できません。
ましてや大企業にいても年齢が高くスキルが不足していると転職市場では価値が低くなります。
自分の現在の市場価値を認識しないまま中小企業に転職すると年収がかなり下がってしまうので注意が必要です。
転職で年収が下がるのを防ぐには?
転職する際に年収が下がるのを防ぐには以下のポイントに気をつけましょう。
1.譲れない金額を伝えること
住宅ローンや教育費を考えて、年収でこれだけは譲れないというラインがあるなら、はっきり伝えましょう。
後出しジャンケンで、「実はもう少し欲しいんですが…」と言っても遅いです。
譲れない金額が貰えないなら入社しないくらいの強い覚悟があると案外向こうも折れてくれる可能性はあります。
もちろん、その分何ができるの?どう会社に貢献できるのか、今までより高い目線で面接官に質問されることになるでしょう。
2.同じ業界、同じ職種にする
未経験の業界、職種は必ず年収が下がります。
もし給料を下げたくないなら、前職での経験が活かせる同じ業界の同じ職種にするべきでしょう。
3.給与形態をチェックする
会社が違えば給与形態も異なります。年功序列要素が強いところもあれば成果主義が強いところもあります。
成果ベースで給料に反映されるなら、入社後の成績次第ではかなりの給料が期待できます。
4.最近の業績を調べる
業績が好調なら給料も上がりやすいですが、業績が低迷していると年収が上がるどころか下がる可能性だってあります。
転職で給料を上げたいなら最近の業績を調べて好調な会社にした方がいいでしょう。
もし社員の平均年収、業界の平均年収が分かれば比較すると分かりやすくてよいです。
まとめ
転職で年収が上がるケース、下がるケース、下がらないためにはどうするべきかについて紹介しました。
年収は大事ですが、それだけにとらわれすぎるのもよくありません。
自分にとっての優先順位はなにかよく考えてください。
給料よりもキャリア育成の方が大切なら、損して得取れじゃないけど、あえて給料が下がっても今後に役立つ経験が積める仕事に転職するのもありです。
短期で考えるか長期で考えるか、より大きな視点で転職活動を考えるようにしましょう。
なお、転職して年収を上げる方法ですが、転職エージェントに登録して、そういう求人を紹介してもらうのも一つの手です。
キャリアアドバイザーは企業との間にたって給料の交渉などもしているので、あなたの市場価値ならこのくらいが限度などと教えてもらえますよ。
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