美容師から転職するならどの業種がいい?

美容師

美容師は華やかな仕事に思われがちですよね?

でも実際は平均年収は低く、1日中立ちっぱなしで腰痛や手荒れにも悩まされて転職を考える人も多いです。

ではどんな仕事なら美容師から転職しやすいのでしょうか?

そこで美容師から転職するならどの業種がいいか、また気をつけた方がよい点も紹介します。

美容師から転職するならどんな仕事がいいか?

美容師

美容師は専門的なお仕事だけに他へ応用が効かないと思われがちです。

でもその接客スキルや会話能力、肉体的なタフさは評価されてしかるべきです。

この資質がそのまま役に立ちそうなのが「営業職」です。

営業職って専門的な知識やスキルよりも上記で挙げたような能力が重要視されます。

異業種からの転職になるので営業職ならハードルが低く転職しやすいといえます。

ちなみに営業にもいろいろ種類があり、形のあるモノを売る営業から形のないノウハウやサービスを売る営業もあります。

営業と言えばキツいイメージがありますが、個人のお客さん相手の営業はたしかにキツいですが、法人相手だとそこまできつくなかったりします。

自分がどのタイプが合うのかはよく考える必要があるでしょう。

美容師の評価されるスキルとは?

美容師

さきほども紹介しましたが、美容師から異業種へ転職する際に評価されるスキルは

・接客スキル

・コミュニケーション能力

・タフさ、忍耐力

・提案力

などです。

美容師として実績を上げるには新規客に気に入ってもらってリピーターにさせ指名してもらわないといけません。

そのためには「あの人にお願いしよう」と思ってもらえる接客スキルが欠かせません。

実はこれは営業でも全く同じことがいえます。

マニュアル通りの対応ではダメで、お客さんとの信頼関係を築くための工夫が欠かせません。

タフさと忍耐力は朝から晩まで立ちっぱなしで仕事しても耐えられる体力は営業にも欠かせないものです。

美容師はお客さんから伝えられる漠然としたニーズに対して「こんなのはどうですか?」と提案していかないといけません。

それは営業でも同じで、お客さんの潜在的なニーズを汲み取り、提案することが求められます。

美容師としての能力を磨くことはそのまま営業スキルのアップにもつながるわけですね。

美容師から転職する際に気をつけた方がよいことは?

注意

以下の点に気をつけていないと入社後のミスマッチが生じてしまいます。

1.売る経験がないのに売る営業の会社を選んでしまう

営業の中でも形ある商品を売る会社の場合、「美容師に本当にモノが売れるの?」と疑問を持たれています。

美容師という仕事柄、お客さんが来るのを待つ受動的な部分があるし、サービスは提供してもモノを売るとは違います。

営業の中にも種類があるのでモノを売る経験がない人が個人客相手の新規営業などに転職すると苦労するでしょう。

2.急にデスクワークになると違和感を感じる

常に動きっぱなしの仕事から、デスクワークでずっとパソコンに向かうような仕事に転職すると、あまりにスタイルが違うため戸惑うことがあります。

美容師は常にお客さんと向き合うので、感謝の気持ちを伝えられるとやりがいも感じやすいです。

しかしパソコンに向かって仕事することになると、そうしたやりがいが感じられなくなり、ミスマッチが生じてしまいます。

自分がやりがいを感じるポイントを把握した上で、転職先の仕事で大丈夫かよく考えた方がよいでしょう。

まとめ

美容師が転職するならおすすめは営業職で、美容師のスキルは営業でも役に立つということ、そして転職する際に気をつけた方がいことなどを紹介しました。

全くの異業種よりは美容に関係するお仕事の方が前職での知識や経験が活かせるのでよいでしょう。

そうはいっても転職では不安も多いと思うので、転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーにアドバイスをもらうことをオススメします。

転職のプロなので企業や業界にも詳しいし、履歴書の添削や面接対策まで指導してもらえます。

ただし転職エージェントにも得意不得意の分野はあり、またキャリアアドバイザーの質もピンからキリまであるので、できれば複数のエージェントに登録しておくとよいでしょう。