ブランクがあるけど転職したい場合はどうする?

ブランク 転職

いろいろな理由で離職期間のブランクが長い場合、転職するにも不安が残りますよね?

うまく話せないとかえって悪印象になり不採用にされてしまいます。

そこで、企業はブランクがあることに対しどう思っているのか?

またブランクについてどう話せば好印象につながるのか?紹介します。

会社側はブランクをどう見ているか?

面接

会社側からすると離職期間のブランクは不安要素でしかありません。

離職期間があるということは、

・転職期間が長引いた

・別の理由があった

と2つの可能性があります。

転職活動の期間が長引くということは本人の能力も不安視されることになります。当然、なぜ長引いたのかも聞かれることになるでしょう。

一般的に転職活動にかかる期間は3ヶ月くらいです。それ以上ブランクがある場合はその理由を答えられるようにしておきましょう。

別の理由があった場合は、長い間、労働から離れていて本当にバリバリ働けるのか、勤労意欲が疑問視されます。

場合によっては「働くのがイヤで逃げていたのでは?」と疑われてしまいます。

ブランクが長い場合はその空白期間で何を経験し、それを今後にどう活かせるのかを明確に答えられないとダメでしょう。

ブランクについての伝え方のポイント

1.胸を張って堂々と正直に答える

ブランクについて話すのが自信がないと、それが相手にも伝わりツッコまれる原因になります。

自分自身がブランクについて否定的に捉えるのではなく、ブランクがあったからこそ今の自分がある、ブランク期間に得たもの、経験したものを肯定的に考えましょう。

ブランク期間のことは正直にありのままに話しましょう。

取り繕うとそれは必ず伝わるのかえって逆効果です。

2.ブランク期間の行動から何を得たか

ブランク期間に○○をした、とただ答えるだけでは面接官の心には刺さりません。

どういう理由で○○をしたのか、○○をしたことで何を得たのか?そういったことも含めて話すことで「ブランク期間も決して無駄ではなかった」とアピールできます。

3.証拠があれば提示する

ブランクについて企業側はそれを確かめる術がありません。海外留学していたなら、その証拠がなければ本当のところは信用できないでしょう。

だからこそブランク期間に○○をしたことで何がどうなった、という変化があれば証拠として提示しましょう。

たとえば海外留学によってTOEICの点数が400点から600点に上がったと、証拠を提示すれば説得力も上がります。

4.ブランクが転職先の企業とどう関連しているのか

ブランク期間に行動して得たもの、やりたいと思ったことが、転職先の企業の向かう方向と一致していないと一貫性がありません。

そこで得たものを入社してからどう活かすのか、具体的なビジョンを語れなくてはなりません。

入社する意欲をアピールすることにもなるのでここは非常に重要です。

ブランクをポジティブに言い換えたら?

ポジティブ

ネガティブになりがちなブランクを好印象になるようにポジティブにしたらどうなるか、いくつか例を紹介します。

・転職活動が長引いた

長引いた理由について、前職での経験からこうしたいという思いがあり、そのため希望に叶う企業をなかなか見つけられず転職活動が長引いた

・資格勉強してた

○○という理由で受験を決意し、勉強した結果、無事に合格した。資格を通じて得た〇〇を活かし、御社で活躍したい。

・介護してた

将来的に〇〇をしたいと考えていて、介護の隙間時間で勉強して○○という資格を取得した。今は介護が落ち着いたため、資格勉強で得た知識を元に活躍したい。

・海外留学してた

○○のために海外留学してた。その結果、TOEICが○点アップしました。留学を通じて得た○○で御社で活躍したい

・海外旅行してた

○○を旅行してました。旅行を通じて○○に対する理解を深めることができた。旅行で得た経験を元に御社の事業拡大に役立てたい

・入院してた

○を骨折して入院してた。現在は治っているので入社後の仕事には問題はありません。入院中も○○や〇〇でチェックしていました。

まとめ

離職期間のブランクを会社はどう見ているか、またブランクを伝えるときのポイント、そしてブランクをポジティブに言い換えるコツを紹介しました。

ブランクは一見マイナス要素ですが、理由をきちんと言えるなら特別マイナス要素にはなりません。

それだけに理由を伝えるのは重要です。ブランクは自分にとって必要だった。それがあるから今の自分がある、くらい伝えられるようによく考えましょう。

もし自分ではいい答えが思いつかない場合は転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーに相談しましょう。