転職で面接って何回くらいやるのでしょうか?
また思っていたより回数が増えたり減ったりするのはなぜでしょうか?
けっこう気になっている人も多いのではないでしょうか?
そこで転職の面接回数の平均や回数が増えたり減ったりする理由について紹介します。
転職の面接回数は平均どのくらい?
全体の平均は2~3回ですが、業界や職種によっても異なります。
人柄も含めて慎重に見極めたい場合は回数は増えるし、書類選考の段階である程度分かるなら回数は減るでしょう。
以下、業界・職種ごとの面接回数です。
・営業職
営業は人柄やコミュニケーション能力も大切な要素です。そのため、書類では分からない人間性を見ようと回数が増えがちです。多いところは4回やるところもあるようです。
・事務職
事務職で募集する場合、ある程度のPCスキルや経歴さえ分かればいいので、面接回数も少なくて済みます。
・金融、外資系
より優秀な人材をふるいにかけるため、多くて4回くらい面接をするところがあるようです。
・医療(MR)、技術系(IT系、システム系)
書類で分かる経歴やスキルなどにより、ある程度は仕事がこなせるかどうか判断できるため、面接回数も少なくなりがちです。
面接回数が増えたり減ったりする理由は?
企業が慎重に見極めようとすると面接回数は増えますが、たとえば本当に仕事について理解しているのか確かめたかったり、もう少し本人のことを詳しく知りたい場合も回数が増えます。
また社内の他部署の人間にも面接を担当させて意見を聞きたい場合もあります。その結果、本来希望していた部署とは別の部署で働くこともありえます。
減る場合ですが、そもそも応募している人数が少なければ比較しようがないので、採用するかどうかの判断も早くなります。
もう一つ減るパターンとして、その応募者がとても優秀だった場合、早めに判断して即採用することもあります。
他にも大量に採用したいから一人にあまり時間をかけない、というケースもあります。
一次、二次、最終面接では何が違うの?
面接回数が3回の場合、一次面接、二次面接、最終面接という段階を踏む企業が多いと思います。
2回の場合は一次面接の次が最終面接になります。
そこでそれぞれの違いについて紹介します。
1.一次面接
人事の採用担当が面接を行います。履歴書などを見ながら、前職のことや経歴、スキル、志望動機など一通り質問します。
面接結果の評価を記入して上司に提出し、最終的に誰を次に進めるか検討することになります。
転職理由や志望動機に一貫性があるかどうかはとても重要です。また逆質問のチャンスがあれば積極的に質問して意欲をアピールしましょう。
2.二次面接
行わい企業もありますが、もしやる場合、一次面接で担当した人以外の人事担当、もしくは応募者が多く、人手が足りない場合は他部署から応援を呼んで面接を担当してもらうこともあります。
面接では一次面接と同じことが聞かれます。ただし、すでに一次面接の評価が出ているので、そこから更につっこんで人間性の部分が重視されるでしょう。
要は「一緒に働きたいと思えるような人物かどうか」が問われます。
3.最終面接
最終面接では役員クラス、あるいは社長が出てきます。それまでの部下の評価を元に、それが適切かどうかを判断することになります。
問われるのは成長意欲や人間性で、「こいつは入社したら活躍して会社に貢献してくれるだろうか」と見られています。
逆質問の機会があっても現場レベルの細々としたことを質問するのではなく、もっと会社全体の経営者視線のことを聞くとよいかもしれません。
まとめ
転職の面接回数の平均や、回数が増えたり減ったりする理由、そして面接の違いについて紹介しました。
仮に内定が出たとしても、本当に大丈夫だろうかと不安を抱くことも多いです。
そういう場合は職場見学させてもらえないか、あるいは直属の上司となるである人とお話ができないか、などお願いしてみるとよいでしょう。
ただし個人情報や機密情報を扱うような業界や職種の場合、見学を断られることもあるかもしれませんが、別にブラックではないので安心しましょう。
ちないに内定をどうしても取りたいなら転職エージェントを利用するのがよいです。
転職エージェントは転職のプロで、企業側の目線にたってアドバイスをしてくれます。
また企業や業界の事情に熟知しており、非公開求人を紹介してくれますよ。