これから営業職へ転職を考えている場合、どうせなら年収が高い業界がいいですよね?
そこで営業職で平均年収が高い業界を紹介します。
営業職の平均年収ランキングは?
これはマイナビに登録している正社員の人から調査した職種別の平均年収レポートから紹介しています。
それによると営業職全体のデータは
・全年代の平均年収:418万円
・20代354万、30代455万、40代以上550万
になっています。
そして、全年代の平均年収のランキングでは
1位:海外営業 507万円
海外営業とは日本の製品を海外に売り込むお仕事で、契約が決まると取引額も高く、成果にも大きく反映されます。
2位:医薬品 489万円
製薬会社の営業といえばMRが有名ですが、激務と言われています。定着率の高さを狙って給料を高くしているところがあるかもしれません。
3位:IT系(ソフトウェア系)462万円
スキルに乏しい20代のうちは給料が低めですが、30代以降になると給料も上がってくるようです。
4位:金融 441万円
金融業界は大卒の優秀な人材を採用することが多く、中途採用はあまりしません。優秀な人材を確保するために給料も高いようです。
5位:不動産 431万円
マンションの販売や賃貸の仲介など不動産業界では専門知識が求められる分、給料も高めです。
6位:総合商社 411万円
総合商社といえば誰でも知ってる知名度の高い企業が多く、海外赴任が多かったりします。
7位:広告業界 397万円
広告代理店になると動かす金額も大きくなるため、給料も上がりやすいですが、給料自体は安く、残業が多いから結果的に高くなるようです。
狙い目の業界はある?
営業ってつらいイメージが強いから、できれば楽して稼げる業界はないのかな?って気になりますよね?
そこで楽そうな狙い目の業界を紹介します。
1.タバコ(JT)
タバコといえばJTの一社独占。競合がないのが強みです。最近は禁煙化が進んだり、タバコの値上げがあるなら逆風が吹いてますが、それでも業績はよいです。
会社の立場が強いので営業する側としても楽ですよね。
2.不動産ディベロッパー
土地に建物を建てるか手持ちの物件にテナントを入れて毎月賃貸収入を稼ぐ業界です。
優秀な人材を確保するために給料も高めです。
何より物件を持ってるので、黙っていても賃貸収入が得られるのが強みです。
3.総合商社
財閥系の歴史のある会社が多く、年収も高いです。
動かす金額も大きく、会社も強いので営業する側としては楽です。
もっとも大卒で採用が中心で途中採用はあまりないようです。また離職率も低いから求人もあまりありません。
4.自動車メーカー
トヨタとか日産とかホンダなど。日産は最近はルノーとの合併やゴーン社長の逮捕でゴタゴタしていますが、世界的なシェアも高く、売上額もものすごい金額です。
ディーラーになると忙しくて大変ですが、トヨタなど完成車を売る会社の営業は意外にそれほど忙しくないので実は狙い目だったりします。
まとめ
営業職の平均年収の高いランキングや、狙い目の業界を紹介しました。
年収の高いところを目指すなら、キツいですが新規営業のところで頑張ると歩合給で稼げる可能性は高いです。
また営業でつらい思いをしたくないなら、個人営業よりは会社側の立場が強いところの方が精神的に楽です。
同じ営業でも仕事内容も違うし、年収も大きく違います。こうした情報を一人で調べるのはけっこうたいへんです。
そこで活用してほしいのが転職エージェントの存在です。
転職エージェントは企業や業界の情報に詳しく、非公開求人もたくさん抱えています。
また履歴書の添削や面接対策など企業側の目線に立って指導してくれるので転職活動の助けになりますよ。