転職の面接でよく聞かれる質問はありますよね?
では第二新卒ならではの質問って何かあるのでしょうか?
また面接官は第二新卒に対して何を知りたくて質問してくるのでしょうか?
そこで第二新卒の転職で面接でよく聞かれる質問について紹介します。
面接官は第二新卒に対して何を知りたいのか?
ズバリ言うと「長く働いてくれるか?」です。
第二新卒ということは前の会社を入社して数年、早い人なら数ヶ月で退職しているわけです。
もしかしたら採用してもすぐ辞めてしまう可能性が普通の人よりも高いわけです。
だからこそ、この人は入社してもすぐ辞めそうにないな、という納得できる説明が聞きたいのです。
第二新卒なので即戦力というより、ポテンシャルに期待して採用するので、今あるスキルよりも人柄や若さ、学歴などが重視される傾向にあります。
他にも見ているポイントですが、
・人間性
新しい会社に適応できる素直さ、柔軟性、適応力は求められています。
また、すぐ言い訳したり人のせいにする人は信頼できません。
他にも社風に合いそうかというのも見られています。
・コミュニケーション力
どんな仕事をするにも欠かせないのがコミュニケーション力です。
・頭の良さ
学歴も重要な要素です。また頭の回転や教養も大事な要素です。
・成長意欲
意欲が低い人は入社しても活躍できないので、意欲が高い人を求めています。
・自己分析できているか
なぜ前職を辞めたのか、反省するべきところはしっかり反省できていなければ同じことを繰り返す恐れがあります。
第二新卒が面接で聞かれる質問って?
退職・転職理由、志望動機は必ず聞かれます。
1.退職理由、転職理由について
入社して数年で辞める人の理由なんてだいたいが想像がつきますよね?
思っていたのと違ったとか、仕事が合わない、ツラすぎて辞めたとか。また会社がブラックだったというのもありそうです。
だから嘘を言ったところで見透かされてしまいます。
不都合なことまで全部言う必要がありませんし、多少はオブラートに包む必要がありますが、基本的には本音で話す方が好印象につながります。
面接官は多くの第二新卒を見てきているので、彼らがいいそうな理由は全部承知しています。嘘は見抜かれると思った方がいいです。
ただしネガティブな理由をそのまま伝えるのは悪印象につながるのでよくありません。
前の会社で自分ができるかぎり改善に向けて行動を起こしたがダメだったというストーリーにした方が納得しやすいです。
2.志望動機について
なぜその企業を志望したのか?それを明確に答えられないといけません。
なぜその業界か?業界の同業他社の中でなぜこの企業なのか?その企業でないとダメだった理由は?
その答えを探すためにはリサーチが欠かせません。企業HPはもちろん、口コミサイトなどをじっくり読む必要があります。
自分のやりたいことがあり、その向かう先が企業の向かう先と一致していると一貫性が生まれて面接官も納得しやすくなります。
正直、採用してくれるならどこでもいい、という本音も多少あるでしょうが、やっぱりその企業じゃないとダメな理由があった方が採用されやすいでしょう。
その企業の社風や理念、事業内容など何でもいいので、特徴を捉えて、それが自分の前職での経験と結びつけて考えられるかが大事です。
3.前の会社について
第二新卒ならではの質問は前職に関連することになります。
面接官は応募者の仕事に取り組む姿勢を見ています。
そこで、前の会社をどうして志望したのか?
それは第一希望の会社だったのか?
もし違うならどういう気持ちで仕事に取り組んでいたのか?
などどういう意思決定の元で転職先の企業を選んだのか、どういう姿勢で仕事してきたのかを見ています。
もし新卒時の前の会社が第一希望ではなかったとしたら、
「本来の第一希望である御社で働けるように、時間をやりくりして専門的な知識やスキルを身につけるための努力をしました」などのアピールをするとよいでしょう。
まとめ
第二新卒が面接でよく聞かれる質問について紹介しました。
自己紹介、自己PRから始まり、転職理由や志望動機などどれも一貫性があることが大切です。
どれか一つでも穴があると面接官はそこを突っ込んできます。
もし面接対策が不安ならば転職のプロである転職エージェントの力を借りるとよいでしょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは企業側の目線からアドバイスをくれるし面接対策や履歴書の添削までしれくれます。
面接の日程調節までやってくれるのでぜひ活用しましょう。