転職エージェントとの面談ってなにを話すの?

転職エージェントとの面談ってなにを話すの?

 

転職エージェントに登録すると担当者と面談することになります。

 

しかし、転職者の中にはなぜ面談しないといけないのか?

 

そして面談に行くと希望しない企業を押し付けられるのでは?と不安視する方もいます。

 

そこで転職エージェントが面談する理由や面談の流れについて紹介します。

 

転職エージェントが面談する理由とは?

転職エージェントとの面談ってなにを話すの?

 

転職エージェントは第三者の立場から客観的な意見を聞いたり指摘を受けることができます。

 

転職活動をしていると煮詰まることって多いですよね?自分では分からないことを一人でいつまでも悩んでいても答えは出てきません。

 

そういうときに頼りになるのが転職エージェントというわけです。

 

ではなぜわざわざ面談するのか?電話やメールじゃダメなのか?

 

それは転職エージェントがその人の人間性などを見て、その人に合った案件を紹介することで、より転職で成功しやすくするためです。

 

面談は複数回行われるので、「行くのが面倒」とか「希望しない企業を押し付けられる」とか不安に思う人もいるでしょう。

 

でも無理やり企業を押し付けるようなことはしないし、わざわざ行く価値はあります。

 

転職でうまくいかなかった場合、原因をしっかり分析しておかないと同じ失敗を繰り返すことになりますが、その分析には転職エージェントの目線が必要なんです。

 

自分では気づかない強みを見つけてくれたり、その人に合ったアドバイスを聞くことができますよ。

 

転職エージェントの面談の流れとは?

転職エージェントとの面談ってなにを話すの?

 

転職エージェントの面談の流れはどこも

 

「登録」→「面談日の調整のための電話・メールのやりとり」
→「面談日の確定」→「面談」という流れになります。

1.面談日まで

準備するのは履歴書と職務経歴書です。その場で見てもらいチェックを受けることになります。

 

どうしても地方で行けない場合はスカイプなどで面談することになります。

 

働きながら転職活動してる方の場合、平日の日中は忙しくてムリですよね?そういう場合は平日の夜や土日でも面談が行われます。

 

平日夜なら9時からでも面談をやっているので、仕事終わりでも大丈夫です。

 

場所は大手の転職エージェントなら企業のオフィスの面談ルームで、小規模なところならカフェやホテルのラウンジなどで行うことがあります。

 

当日の服装はスーツが必須というわけではないので、休日なら普通の私服でも全然だいじょうぶです。

2.面談日当日

当日は簡単な自己紹介から行います。転職エージェントの簡単な略歴などもここで分かるでしょう。

 

次に現在の転職活動の状況について質問があります。

 

どんな企業にエントリーしてるのか、選考状況、他の転職エージェントの登録状況など。

 

要は今何に困ってるのかを知りたいわけです。また紹介する案件がかぶらないようにするために聞いてきます。

 

他にも転職市場は今どうなっているのか、希望の業界や職種があればその話をしてくれます。

 

ここからは転職者の話を聞いてきます。

 

まず転職者の経歴やプロフィールを確認します。そして次はどういう業界、企業を志望してるのかを聞いてきます。

 

これらを踏まえて求人案件を紹介されます。大手だとまとめて数十件紹介してくることがあります。

 

次に履歴書・職務経歴書の添削や面接対策を行ってくれます。

 

履歴書などの書き方のポイントやフィードバックをします。さらに擬似的な面接でどんな印象を持ったかフィードバックを返してくれます。

 

その後、今後の進め方や連絡手段について確認します。もし個別に質問があれば答えてくれます。

 

面談の回数は対面であれば2~3回、電話なら10回くらいはすると思っておきましょう。

 

転職エージェントの面談でやってはいけないこと

転職エージェントとの面談ってなにを話すの?

 

転職エージェントは多数の転職者を抱えているので、面倒くさい転職者にはあまり時間を割いてくれません。

 

たとえばこんな転職者は転職エージェントは嫌がります。

 

・何をやるにも転職エージェントまかせで自主性がなく受け身

 

・まともなコミュニケーションがとれない、コミュ障ダイプ

 

・不平不満ばっかり言う人

 

転職エージェントだって人間なので、人柄がよく前向きでポジティブで転職に成功しそうな人の方に時間をかけたいですよね?

 

だからあまり受け身な姿勢でいると転職エージェントからサポートを断られるケースもあります。

 

また目を見て話ができなかったり、まともに会話のキャッチボールができないタイプの人はどこを受けても転職に失敗しそうですよね?

 

そういう人は大変だし、労力がかかるわりに見返りが少ない可能性が高いので転職エージェントだってサポートしたくないわけです。

 

今の会社がイヤだから転職したいという後ろ向きな理由だと転職ではうまくいかないことが多いので、自分のやりたいことがあり、転職先での将来のビジョンが明確な人の方を応援したくなりますよね?

 

転職エージェントがいくら無料でサポートしてくれるからといって「お客様は神様」のつもりでいたらダメということは理解しておきましょう。

 

まとめ

転職エージェントが面談する理由や、面談の流れ、そして転職エージェントにやってはいけないことを紹介しました。

 

問題はどの転職エージェントに登録するかですが、初めて利用するなら大手に1つ登録し、自分の受ける業界に強い転職エージェントに1社は少なくとも登録しておきましょう。

 

エージェントによって特色があるし、担当してくれるキャリアアドバイザーの質もピンからキリまであるので複数に登録しておくのは必須ですよ。