転職するときに年間休日って気になりますよね?
一般的な平均日数ってどのくらいでしょうか?
また110日と120日ではどう違うのでしょうか?
そこで年間休日の平均日数や、110日と120日の違いについて紹介します。
企業の年間休日の平均日数ってどのくらい?
厚生労働省の調査によると全体の平均日数は107.9日です。
従業員の人数でさらに分類すると
1,000人以上 114.9日
300~999人 112.5日
100~299人 110.3日
30 ~ 99人 106.4日
人数が多い大企業ほど年間休日も増える傾向が見て取れます。
また業種別で言うと、
休日が多い業種は
情報通信業 118.8
学術研究,専門・技術サービス業 118.8
金融業,保険業 118.4
電気・ガス・熱供給・水道業 116.8
休日が少ない業種は
宿泊業,飲食サービス業 97.1
運輸業,郵便業 100.3
建設業 104.0
生活関連サービス業,娯楽業 104.6
やっぱり飲食系は休日が如実に少ないですね。
求人を見ると年間休日110日という数字がよく出てきますが、110日なら全体の平均を上回っているので悪くないと言えます。
年間休日110日と120日の違いは?
110日と120日だと、たった10日しか違いませんが、その違いはけっこう大きいです。
10日の休みを12ヶ月で割ると、だいたい月に1日休日が増えるかどうか、といった感じです。
しかし塵も積もれば山となるです。10年働き続ければトータルで100日も休みが増えることになるので、長い目で見れば120日の方がだいぶお得です。
では120日の休みがあるのってどういう感じが分かりますか?
2019年の年間祝日は22日あり、うち5日は土日に重なるので、残りが17日になります。
2019年の土日は104日あるので、17日を足すと121日。
つまり何が言いたいかというと、
土日祝は完全に休みがとれると121日ということです。
飲食業界の人が週に1回休みがとれるかどうかなのに対し、土日祝休みって、かなり悠々とした生活が送れます。
もっと言えばこれに有給休暇を加えればさらに休日は増えることになります。
年始年末やお盆休み、ゴールデンウィークなど長期休暇を取る機会があるので、有給休暇をうまく使えば長期休暇だって取れちゃいます。
ちなみに年間休日が110日の企業だと完全週休2日というより、隔週週休二日制を取っている企業もあります。
隔週週休二日制とは土曜日が隔週でお休みになることです。月間の休みは6~7日になります。
完全週休2日制に慣れてしまうと、週6日働く週は気分が重いですね。
参考になるか分かりませんが、国家公務員の場合、土日祝日と年始年末、夏季休暇を足すと128日になります。これに有給休暇が加わるのでなかなかいいですね。
まとめ
企業の年間休日の平均日数や110日と120日の違いについて紹介しました。
転職するなら休日の多い会社の方が誰だっていいですよね?でも優良物件になるほど競争も激しくなります。
そこで活用してほしいのが転職エージェントです。
転職エージェントは非公開求人をたくさん抱えており、キャリアアドバイザーがその人に合った企業を紹介してくれます。
非公開求人の数はエージェントによって違うので複数のエージェントに登録していろいろ検討してみるといいですよ。
ワークライフバランスの保てる会社に入れるようにうまく活用していきましょう。