転職で面接官から「自己紹介してください」と言われたときになんて答えたらよいのでしょうか?
自己紹介は面接の最初だし今後の印象を左右する大事なものです。
でもどう言えば面接官の心に刺さるのでしょうか?
そこで転職の面接での自己紹介の仕方について紹介します。
自己紹介では何を話す?
基本的な自己紹介では氏名、職務経歴、自己PR、志望動機などを簡単にまとめて話します。
面接の約30分くらいの時間で人柄を知るのはなかなか難しいものがあります。
だからこそ面接官は話す内容以外にも話し方、姿勢、声のトーン、声の大きさ、表情など言葉以外のものからも情報を得ようとします。
それらを含めて第一印象が決まります。第一印象は最初の数秒で決まると言われているので転職者としては気をつけないといけません。
また面接官は入社したら同僚になるわけなので、「この人と一緒に働きたいかどうか」という視点でも転職者を見ています。
だから笑顔でさわやか、声もハキハキ話すなど好印象を意識する必要があります。
自己紹介の流れとは?
自己紹介はどういう流れで話せばよいか紹介します。
・挨拶
「こんにちは」とかの挨拶ではなく、機会を与えてもらったことに感謝する感じで、
「本日はお忙しい中、貴重な時間をいただきありがとうございます」
・職務経歴
大学卒業から今にいたるまでに経験した仕事の経歴やどんな仕事をしてきたのかを簡潔に話します。
・自己PR
自己紹介の要となる部分です。これまでの実績があれば数字など客観的な事実を交えて話すと説得力が増します。
・志望動機
なぜその企業を志望したのか、転職したら何をやりたいのか、会社にどう貢献したのかを簡潔に話します。
・最後の挨拶
この後も面接は続くので、「本日はよろしくお願いします」と締めくくります。
面接官の心に刺さる自己紹介の仕方とは?
1.相手に伝わるように話せているか?
何が言いたいのか分からないダラダラとした話し方では聞いている方もイライラするし、印象も悪くなります。
話す内容のポイントを絞り、順序立てて分かりやすく話すことが大事です。
そのためには事前の準備が欠かせません。誰かに聞いてもらって意見をもらうとなおよいでしょう。
2.時間を意識する
自己紹介のための時間は短いです。時間の指定がないからといって5分以上話していると「長い!」と思われて悪印象になります。
1~2分でまとまるような内容を話すには話すことを整理して本当に必要なものだけをピックアップして組み立てる必要があります。
企業によっては「1分でお願いします」と時間を指定されることもあります。
長ければ長いほど面接官には伝わりにくくなるので、要点を簡潔にを意識しましょう。
まとめ
自己紹介の流れやうまく話すコツについて紹介しました。
アピールしようとしていろいろ話そうとするとかえってまとまらなくなります。
熱が入るとつい細かく話したくなりますが、限られた時間で分かりやすく話すのも評価のポイントです。
こういう面接の対策は一人ではなかなか難しいので転職エージェントに登録して模擬面接してもらうとよいでしょう。