転職でよくある不安として「即戦力が求められてるけど自分はちょっと自信ない…」というものがあります。
でも心配しすぎはよくありません。
即戦力とはどういう意味かをよく理解していれば大丈夫です。
そこで転職では即戦力が採用されるという思い込みが間違いの理由について紹介します。
即戦力が求められるは思い違い?
就活では学生は社会人経験がないから求められるのはポテンシャルです。
しかし転職では社会に出てからの経験、成果、知識、スキルを転職先の企業でどう活かせるのかが問われます。
だから、
「即戦力として期待されても期待に応えられないかも…」
「即戦力としていきなり仕事を任されてもやれるか心配…」
「自分には即戦力といえる成果がないけど大丈夫かな…」
と不安に思う方も多いでしょう。
たしかに転職では入社後に即戦力としてすぐ活躍することを期待されているし、採用にあたっても実績やスキルが重視されるのは確かです。
しかし、企業側も転職者が入社後にすぐ活躍できるとは思っておらず、育成期間をしっかりと想定しています。
試用期間が設定されているのもそういうことがあるからです。
だから入社後3ヶ月とか半年後までに仕事に慣れて活躍できるようになっていればいいでしょう。
入社してすぐに「この仕事全部任せます!」と言われることは普通はありません。
もし不安があるようなら面接で配属先の職場でどの程度のレベルの業務を期待されているのか確認してみるとよいでしょう。
だから即戦力じゃないかも…と不安になって応募するのを尻込みするのはよくありません。
必ずしも即戦力じゃなくても大丈夫なのでそこは安心して応募しましょう。
即戦力として転職するには?
そうは言っても転職先の会社から即戦力として期待されてバリバリ活躍できるといいですよね?
ではそのためにはどうすればいいでしょうか?
1.何か強みがあること
前職での経験から何でもいいから一つでも強みがあるとそれが心の支えになるし、入社後に仕事に追いつくのも早くなります。
会社側からは1日でも早く独り立ちして仕事してほしいと期待されているので、そのためにも周囲から頼りにされるような強みがあるといいでしょう。
2.適応力
新しい環境にいかに適応していくか、柔軟な適応力はどこに行っても必要とされます。
どの会社にもそれぞれの社風や仕事の仕方があり、それに対応することが求められます。
場合によっては生活習慣から変える必要があるケースもあるでしょう。そうした環境適応能力はとても大切です。
3.成長意欲
与えられた仕事をただこなすだけでは不十分で、自分自身へのさらなる成長意欲があり、自発的に勉強したりする姿勢は大事です。
日々のそうした姿勢の差が長い目で見ると大きな差につながっていきます。
新しい仕事をやっていくためのスキルや知識が不足しているなら、なおさら貪欲に吸収していかないと即戦力にはならないでしょう。
まとめ
転職では即戦力が求められるという思い込みは間違いだったということ、そして即戦力になるためにはどうしたらいいかを紹介しました。
新しい職場で即戦力として活躍するには与えられた仕事を受け身の姿勢で仕事するだけでは不十分です。
自ら仕事を探して作っていくくらいの能動的な姿勢が欠かせません。そうした積み重ねで周りからの信頼や実績を築き、気づいたら即戦力として活躍していた、ということになります。
もっとも転職する際にミスマッチが起きたら失敗なので、転職する際は転職エージェントに登録して相談に乗ってもらうとよいでしょう。
これからのキャリアプランの作成や自分に合った企業を紹介してもらえるのでとても役に立ちますよ。