転職の面接って緊張しますよね?
うまく話さないといけないと考えれば考えるほど緊張してうまく話せなかったりします。
あるいは緊張のあまり余計なことまで話してしまうことも。
そこで転職の面接で緊張しないための方法や緊張してしまったときの対策について紹介します。
転職の面接はなぜ緊張するのか?
自分のことを企業から選んでもらう立場だと思うと、「落とされてしまうかも」と不安になり、うまく話そうとして緊張してしまいます。
でも転職活動は企業、応募者、双方の利害が一致して初めて成り立つものです。
企業が一方的に応募者を選ぶのではなく、逆に企業も応募者から選ばれる立場にあります。
そのため人気のない企業ほど応募が少なく、入社してもらうために苦労することになります。
転職では企業も応募者も立場は対等です。
営業と一緒で、「私はこういう者で、こういうことが出来て、入社したらこういうことがやりたいですが欲しいですか?」と自分という商品を提案するわけです。
企業が欲しければ買うし、要らなければ買わない、ただそれだけです。
当然、人気のある商品ならば企業だって欲しがるわけです。逆にどう見ても美味しくなさそうな魅力のない商品なら企業だっていらないわけです。
あくまで対等と考えて話をすれば緊張は和らぐでしょう。
ただし対等の立場にたつには経歴やスキルなどそれなりのものがないとダメかもしれませんが。
転職の面接で緊張しないためには?
面接は誰でも最初は緊張します。面接に雰囲気に慣れていないせいもあります。
また面接で何か質問されて、それに対して自分がうまく回答できたという成功体験が不足しているので不安が大きくなります。
緊張しないためにはひたすら慣れるしかありません。最初の何回かは練習のつもりで望みましょう。
本命は後回しにして慣れてきたところで面接できるようにスケジュールを組み立てましょう。
最初は雰囲気だけで気持ちがいっぱいですが、慣れてくると次は質問に対してどう応えるかに関心が移ります。
質問にある程度自分なりの回答が返せるようになると気持ちに余裕も出てきて、相手のことがよく見れるようになります。
相手が今何を知りたがっているのか?質問の意図は何か?これまで経験してきた面接官の中で似たパターンはあったか、など。
そして、何社も面接を受けると「この会社はダメだな」とかも判断できるようになります。
そのためには数をこなして慣れるのが一番です。
もし面接で緊張して頭が真っ白になってしまったら?
面接でよくあるのが遅刻しそうになって慌ててギリギリ間に合い、気持ちが落ち着かないまま面接が始まってしまうこと。
そうなるとせっかく用意してきたことが全然浮かばなくなり、うまく答えられず、そのことにまたパニックになり悪循環になります。
そういう時は思い切って「緊張してうまく話せないかもしれませんが」と前置きすると良いでしょう。
「緊張してるからうまく話せなくても仕方ないよね」というエクスキューズ(言い訳)をあらかじめ用意しておけば、逃げ道にもなるし、面接官も納得しやすいです。
また緊張すると人は早口でしゃべりがちです。そこで、あえてゆっくりと落ち着いたトーンで話してみること。
ゆっくり丁寧に分かりやすく話すことで気持ちも落ち着いてきますよ。
困るのが考えておいた志望動機など大事なことをど忘れしてしまった場合です。
そういうときは誰でもあります。そこでこんな時は
「申し訳ありません。緊張して考えていたことを忘れてしまいました。10秒ほどお時間をいただけますか?」と話してみましょう。
あまり長時間は困りますが、10秒くらいなら待ってくれるでしょう。
逆に考えていたことをど忘れして、でも黙っていたら印象が良くないと思い、どうでも良いことを質問したり余計なことを話してしまうとかえって逆効果です。
まとめ
転職の面接はなぜ緊張するのか?緊張しないためにはどうすればいいか、そして緊張して頭が真っ白になってしまったらどうすればいいか紹介してきました。
緊張するのは仕方ありません。でも緊張は何度も数をこなせば必ず慣れてきます。対策が分かっているのだから、ひたすら数をこなすのが一番です。
でも面接の対策って一人ではなかなか難しいですよね?
そこでおすすめしたいのが転職エージェントを活用することです。
転職エージェントでは模擬面接でキャリアアドバイザーが企業側の目線で指導してくれます。
的確なアドバイスももらえるのでぜひ利用してみましょう。