第二新卒の正しい自己PRのやり方とは?

第二新卒の方が転職活動する際に自己PRをどうするべきか悩みますよね?

学生の時の就活と違って多少の社会人経験があるので前職の強みを活かせれば転職に有利に働くかもしれません。

そこで、第二新卒の自己PRの仕方、面接官は何を知りたいのか?について紹介します。

第二新卒の自己PRで面接官は何を知りたいのか?

即戦力の40代男性

一言で言うと、企業が求める人材かどうかが知りたいのですが、では具体的には?ということで、以下の4つのポイントになります。

 

1.きちんとした会話能力があるか

相手の目を見て、分かりやすくハキハキと好印象を残せるように会話できるかは大切です。

営業に限らず何の仕事をしていてもコミュニケーションは欠かせません。その基本がきちんと出来ているかどうかを知りたいと思っています。

 

2.成長意欲があるか

成長意欲に乏しい人は入社してもなかなか仕事においつけず活躍ができません。

自己PRではやる気のあるところを積極的にアピールしていくべきでしょう。

 

3.前職までの経験

前職で積み重ねた実務経験、スキル、知識、実績などがあれば知りたいと思っています。

その人の経験が意外なところで役に立つ可能性もあるので、省かずに話したほうがよいでしょう。

また問題にぶつかり、それをどう乗り越えてきたのか、仕事へ取り組む姿勢も大切です。

 

4.入社後にどう活躍したいのか?

入社してどんなふうに働いて会社に貢献したいのか?要は「この人はどれだけウチの会社の役に立つのか?」ということです。

やりたいこと、将来なりたいものがはっきりしていれば、話す内容にも一貫性が出て納得しやすくなります。

第二新卒の自己PRの書き方は?

職務経歴書

今度は履歴書や職務経歴書に自己PRを書く際はどう書いたらいいかを紹介します。

 

1.企業の求める人材を把握する

企業のHPなどを見ると企業理念などが載っています。またHPをじっくり見れば、社風などもある程度うかがい知れることでしょう。

企業の求める人材像があり、それに沿って採用活動をしてるわけなので、一番最初にそこを知っておく必要があります。

また職種によっても必要とされる能力が異なるので意識する必要があります。

営業職なら営業に向いていると思われる人間性、行動力、相手の潜在的なニーズを把握する力です。

事務職ならサポート的な役割が多いので人と接する仕事の経験やPCスキルなど。

エンジニアならITスキル、チームで動くことも多いのでコミュニケーションスキルも。

もし未経験の職種を目指すなら前職で得た経験やスキルについて書くとよいでしょう。

 

2.内容を絞る

書くスペースが限られてる関係上、内容は絞らないといけません。

まずは自分のアピールポイントを思いつく限り紙に書き出します。

そして、いろいろある中からもっともアピールしたい内容に絞って書きましょう。

この書き出した内容は後で面接のときにも役立つのでとっておきましょう。

ちなみに履歴書の自己PR欄は狭いので、書ききれない内容は職務経歴書に書くことになります。

内容がある程度同じになっても構いませんが、全く同じ表現は避けて少し変えましょう。

 

3.客観的に書く

感情的、主観的な表現はなるべく避けます。「多い」ではなく「100個」など数値があるなら使って表現しましょう。

これは面接でも同様で、いつも抽象的な表現を使って会話している人はなるべく数値を意識するようにしましょう。

まとめ

第二新卒の方が自己PRする際の注意点について紹介しました。

面接でも履歴書でも前職をなぜ辞めたのかという点は必ず聞かれます。

面接官に「入ってもすぐ辞めるかも」と思われたら採用されません。そのためにもまずは辞めた理由とその企業を志望する理由に一貫性があることが大事です。

もし不安があるなら転職エージェントに登録してカウンセリングを受けるといろいろと気づけて入社後のミスマッチも防げるでしょう。

またキャリアアドバイザーは企業を直接訪問したりして独自の情報を持っています。

そうした情報を教えてもらうことで転職先選びで間違えることもなくなるでしょう。

他にも履歴書の添削や面接対策なども行ってくれるのでぜひ活用しましょう。