保険の営業って年収はどのくらいなんでしょうか?
訪問して契約をとってくるのって大変そうですよね?
でも成果に応じて給料も上がるから、うまくいけば高収入になる可能性はあります。
そこで保険の営業の平均年収や給与の仕組みについて紹介します。
保険営業のお仕事と給与の仕組みは?
まずは保険の営業の内容と、給与体系の仕組みについて紹介します。
1.保険の営業のお仕事とは?
保険営業とはお客さんのもとを訪れてその人の人生設計にあったプランを紹介して契約してもらうことです。
特に結婚すると子供が生まれたり家を買ったりするので、そのタイミングで保険を考える人は多くいます。
それだけでなく人生の各ステージにおいて保険は関わってくるので、そのときに一番よいプランを提案したりします。
電話でアポをとってから訪問することもあれば、いろいろな保険を扱ってる代理店でお客さんにもっともおすすめのプランを紹介することもあります。
ただしいきなり新規顧客を開拓しようと思ってもなかなか難しいので、最初は知り合いにお願いして、今度はそのまた知り合いを紹介してもらい、だんだんとネットワークを作っていきます。
2.保険の営業の給与体系は?
給与体系は基本給+成果に応じた歩合給で成り立っています。
基本給は低くて15~16万程度。
インセンティブは契約した保険金額の0.3%くらい。1億円の契約がとれたら、30万円が貰えます。
そして賞与では対象期間に獲得した契約金額の何%かが支給されることになります。
保険の営業は取れる人はたくさん貰える反面、取れない人は全然もらえません。
そのため、取れない人はすぐやめてしまうので、結果として平均年収が上がる傾向にあります。
また毎月支払う保険料の30%前後が収入になりますが、年々その割合が下がり、数年後にはゼロになるので継続的に契約をとる必要があります。
生命保険会社といえば外資系もありますよね?
では日本の保険会社と外資系では給与体系に違いはあるのかですが、外資系の場合、最初は基本給があっても、数年たつとフルコミッションになります。
そうなると取れない人は全くもらえず辞めるしかありません。やりがいはあるけど厳しいですね。
30代まで保険の営業を続けている方はそれなりの契約が取れているので、年収で700~800万円はもらっているようです。
フルコミッションの外資系のプルデンシャル保険会社の場合、年収2億円以上の人もいるそうです。
稼ぐ保険営業マンだけが加入できる謎の組織とは?
保険の営業マンは世界中にいますが、その中でほんの一握りのトップセールスマンしか加入できない組織があります。
それが「MDRT(Million Dollar Round Table)」です。
入会基準は年によって変わりますが、たとえば2019年なら手数料ベースで1088万円以上の収入がある人。他にも保険料ベース、収入ベースなど基準があります。
日本の会員は2019年時点で6300名ほどいます。つまりそれだけ稼いでいる人がたくさんいることになります。
まとめ
保険の営業の年収について紹介しました。
保険の営業はインセンティブ給がある分、頑張れば頑張るほど年収もアップします。
やりがいもあり魅力的にみえますが、辞めていく人が多いのも事実です。
年収につられてフルコミッションの外資系に入ったら、後で後悔するなんて事態にもなりかねません。
給与の仕組みは保険会社によっても違うし、社風も異なります。
もっと詳しく知りたい人は転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーにいろいろ相談に乗ってもらうとよいでしょう。
転職エージェントは非公開の求人をたくさん抱えており、自分に合った企業を紹介してもらえます。
他にも面接の日程調整や履歴書の添削、面接対策などもしてくれるのでぜひ活用するといいでしょう。