派遣の営業ってよく求人を見かけるけど実際はどうなんでしょうか?
口コミではすごい大変で離職率が高いからやめとけ、と書かれていますが本当にそうでしょうか?
そこで派遣営業は死ぬほどキツいというけど本音はどうなのかを紹介します。
派遣の営業とは?
派遣の営業とは派遣会社の営業担当のことで、企業と派遣スタッフの間にたってスタッフの管理や人数調整を行います。
新規営業で電話アポを何件もして契約をとることもあれば、既存営業ですでに取引のある企業のフォローを中心に行うこともあります。
よく派遣の営業が辛いと言われるのは新規営業の方です。
やることは電話アポです。電話帳やネットで調べた会社に電話をかけて、人材の管理をしている担当につなげていきます。
また飛び込みの訪問営業も行うことも。たまたま見つけた会社に飛び込みで営業をかけたり、「契約を10件とるまで帰ってくるな!」と上司に怒られたりするのが日常です。
そうやって取引先をコツコツと増やし、企業がこれだけの人数がほしいといった要望に応えて派遣スタッフを紹介します。
既存営業の方はフォローが中心になるので、比較的、長く働く方が多いです。
派遣営業の辛いところは?
派遣スタッフの中には突然休んだり辞める人もいます。また仕事に対する責任感が必ずしも高いとは言えません。
そんな中、企業が何人ほしいといった人数を必ず守らないといけません。もし人数が足りないと企業から叱られることになります。
そのためには派遣スタッフの管理が大切になってきます。
日頃から「今日はどうだった?」など声をかけてコミュニケーションをとり、悩みがありそうなら相談に乗ってあげたりと、問題が起こる前に解決していかないといけません。
また企業との対応の関係上、自分の都合で休みをとれるとは限らず、休日なのに対応しないといけないこともあります。
そのため、残業が多かったり休日が潰れたりと激務になりやすいと言えます。
でも大変なだけにやりがいもあります。
たとえばいつも相談に乗っている派遣スタッフから「ありがとう」とお礼を言われたり、企業から「いつもいい人紹介してくれてありがとう」と感謝されると「やってよかった!」と嬉しくなります。
派遣営業からステップアップするとしたら?
派遣営業が辛いからもう辞めたい…。でも次はどうしよう?と悩む方もいます。
そんな方におすすめなのがIT系か人材紹介系の会社の営業職です。
これまでの仕事で培った経験やスキルを活かせやすい上に、将来的に専門的な知識やスキルを身に着けてより長期的に働くことができます。
IT系は同じ無形商材営業として、形のないものを売るスタイルが共通しています。IT系、WEB系などのお仕事がおすすめです。
人材紹介系は派遣営業以外にも求人広告やキャリアアドバイザーなどもあります。同じ人材系でも職種によって仕事の内容も変わってきます。
やっぱり人と関わる仕事がしたい、というなら同じ人材系で転職するのがおすすめでしょう。
まとめ
派遣営業が辛いかどうかで言えば新規営業はたしかに辛いです。でも大変な分、やりがいも感じられる仕事です。
また派遣営業で培った経験は転職の際にも活かせます。
もし転職するなら転職エージェントに登録してみると、履歴書の添削や面接対策なども行ってくれる上、日程調整の代行もしてくれるので働きながらでもスムーズに転職活動が行えますよ。