薬剤師パートのメリット・デメリットは?

パート勤務は店舗の異動がイヤな方や、短い時間で働きたい方には向いている働き方です。

 

しかし正社員と近いけど違う部分もあります。

 

そこで薬剤師のパートで働くことのメリット・デメリットから、給料、社会保険、有給休暇の違いについて紹介します。

 

 

薬剤師パートのメリットとデメリットとは?

 

 

パートで働くメリットとデメリットは何でしょうか?

 

 

1.薬剤師パートのメリット

 

・勤務地を異動させられることが原則ない

 

・休みが取得しやすい

 

・時短勤務が可能

 

・残業が少ない

 

・円満退職しやすい

 

・ワークライフバランスをとりやすい

 

・パートでも年収400万稼げる

 

パートで働く方には子育てや親の介護などいろいろな事情があります。

 

そうした事情に合わせて働き方を合わせることができるのがパートのメリットです。

 

正社員だと異動もあるし残業もあるし、そうもいきません。

 

また勤務地も選べないところが多いので場合によっては通勤時間がかかります。

 

会社としてはパートはあくまで正社員をフォローする位置づけなので退職するときも強く引き止めないし、残業も強制されません。

 

 

2.薬剤師パートのデメリット

 

・昇給がない

 

・ボーナスも基本的にない

 

・スキルアップの機会が少ない

 

・福利厚生に制限がある

 

・退職金がない

 

かかりつけ薬剤師の要件は週32時間以上の勤務ですが、パートだとこれがクリアできません。

 

そのため、主な業務は調剤室内の仕事が中心になります。

 

薬剤師としてキャリアを伸ばしたいという方には向いていないと言えます。

 

また教育研修制度も正社員の半分ほどで、機会に乏しく、スキル面で正社員と差が出やすいです。

 

また手当なども一部支給されなかったり退職金制度の適用外のこともあります。

 

 

薬剤師パートの給料はどれくらい?

 

 

現在、薬剤師のパートの時給は2,000円から2,500円と言われています。

 

有名なウェルシアの時給は2,600円くらいだそうです。

 

そこでまず時給2,000円でどのくらいの年収になるのか計算してみましょう。

 

フルタイムで働く場合、1日8時間、月22日勤務が普通でしょう。

 

計算すると、

 

時給2,000円×8時間=日給16,000円

 

日給16,000円×22日=月給35.2万円

 

月給35.2万円×12ヶ月=年収422.2万円

 

ということで、パートでもフルタイムで働けば最低でも年収420万円は超えます。

 

もし時給2,500円ならどうなるか?

 

計算してみると年収で528万円になります。これはかなりの高年収でしょう。

 

ただしこれはどんな月でも22日働くことが前提です。

 

例えばお盆や年始年末などは何日か休むことがあるので実際は勤務日数もやや減るから年収も400万円弱に落ち着くかもしれません。

 

正社員なら月給は変わらないのでその分、パートの方が不利と言えます。

 

 

薬剤師パートの社会保険はどうなる?

 

 

パートで気になるのが社会保険はどうなるか?です。

 

もし加入できれば社会保険は半分会社が払ってくれるのでお得ですよね?

 

 

1.パートの社会保険の加入条件

 

2016年の法改正により、パートなどの短時間労働者でも加入できるようになりました。

 

法改正前は正社員と比べて1週間の労働時間が4分の3以上なら加入対象でした。

 

法改正後は

 

(1)1週間の所定労働時間が20時間以上

 

(2)月額賃金88,000円以上(年収106万円以上/残業代、交通費含まれず)

 

(3)1年以上の就業が見込まれること

 

(4)被保険者数が501人以上の企業(被保険者)
※平成29年4月からは、従業員数500人以下の会社で働く方も、労使で合意がなされれば、社会保険に加入することができるようになりました。

 

(5)学生は除く

 

この5つの条件を満たす人は厚生年金と健康保険に加入することになります。

 

※(3)は、期間を定めないで雇用されているケースも当てはまります。

 

 

2.パートの社会保険のデメリットは?

 

社会保険に加入できるようになると給料から天引きされる金額が増えます。

 

(加入前)所得税、住民税、雇用保険料

 

  ↓

 

(加入後)所得税、住民税、雇用保険料、健康保険料、厚生年金、※介護保険料

 

※40歳以上の場合

 

加入前、加入後を比較すると月額にしてけっこうな金額が今より減ることになります。

 

手取りが減るのは短期的に見れば損したような気にさせられますね。

 

 

3.パートの社会保険のメリットは?

 

社会保険に加入していないということは、国民年金を自分で払っているか、旦那の扶養に入っていたと思います。

 

でも社会保険に加入すると会社が国民年金と厚生年金の半分を支払ってくれます。

 

特に今まで厚生年金に加入していなかった方は加入期間によって終身でもらえる年金の額も増えます。

 

短期的に見れば手取りは減りましたが、老後のことを考えると長い目で見て得と言えるでしょう。

 

 

薬剤師パートの有給休暇は何日もらえる?

 

 

パートでも有給休暇の付与の対象になります。

 

ただし正社員と違って勤務時間や勤務日数に違いにより付与される日数が異なります。

 

付与される条件として

 

(1)週の所定労働日数が4日以下

 

かつ

 

(2)週の所定労働時間が30時間未満

 

と決まっています。

 

有給休暇が付与されるのは勤務し始めて半年たってからです。以後、1年毎に付与されます。

 

ただし、有給休暇の取得は低調で、全体の3分の2の労働者が周りに迷惑がかかるから、という理由で取得しづらいと感じているようです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?薬剤師のパートとして働くことのメリット・デメリット、社会保険や給料、有給休暇はどうなるのかについて紹介してきました。

 

パートの求人数は正社員について多く、派遣よりもずっと多いので転職先を探すのにそれほど苦労はしないと思います。

 

しかし自分に合った転職先かどうかは求人情報だけでは分からないことが多いです。

 

そこで頼りになるのが薬剤師専門の転職エージェントです。

 

転職エージェントでは最新の医療業界のニュースや動向について把握しており、求人を出している企業の情報もよく知っています。

 

非公開求人も多く抱えているのでこれを活用しないのは損と言えます。

 

他にもいろいろとサポートしてもらえるのでぜひ転職エージェントには登録しておきましょう。

 

関連記事