人間関係がイヤで転職する時の注意点とは?

人間関係がイヤで転職する時の注意点とは?

 

今の職場の人間関係が辛くてもう転職したい…そう思う方もいると思います。

 

でも転職の理由を人間関係にしてしまうと落とされるのでは?と不安になりませんか?

 

そこで職場の人間関係がイヤで転職する場合に気をつけた方がよい点について紹介します。

 

人間関係で悩んでいる人はけっこういる!

人間関係がイヤで転職する時の注意点とは?

 

長時間一緒にいる職場だと人間関係の悩みって発生しやすいですよね?

 

「人間関係がギスギスして雰囲気がイヤ…」
「上司のやり方についていけない…」

 

悩んでストレスがたまって会社に行くのもイヤになる、なんてことはよくあることです。

 

でも人間関係が理由で転職する人ってどれくらいいるんでしょうか?

 

エン・ジャパンの統計によると人間関係が転職のきっかけになった人は53%で、半分以上の方がイエスです。

 

さらに、今の職場の人間関係に難しさを感じている人は83%にのぼります。

 

まあ、たいていの人はそれに耐えながら日々仕事をしているわけなので、

 

「人間関係が理由で転職するのって逃げなのかな?」と引け目を感じるのも分かります。

 

でもその結果ストレスが溜まって出社拒否になったり、心の病になったら元も子もないですよね?

 

だったら思い切って転職して新天地で頑張る方が心の衛生上いいでしょう。

 

ただし社内の異動や、同僚・上司のサポートで乗り越えることもできるので、人間関係がイヤだから即転職と考える前に今の環境でできるだけ改善に向けて努力してみましょう。

 

面接で転職理由って何て言えばいいの?

人間関係がイヤで転職する時の注意点とは?

 

だからといって「人間関係がイヤになったから転職しました」と正直に言っては「入社しても同じことを繰り返してすぐ辞めてしまうのでは?」と不安視されてしまいます。

 

そこで転職理由をもっとポジティブで前向きなものに言い換える必要が出てきます。

 

人間関係に問題があったとは言わない方がいいでしょう。

 

言い換えるなら、前の職場には問題はなかったけど社員同士の情報の共有が十分ではなかったので、もっとコミュニケーションが密な会社で働きたい、などとよりよい環境を求めて転職した感じにしましょう。

 

この辺は一人で悩んで考えてもいい答えは出てこないので、思い切ってプロに相談した方がよいです。

 

転職エージェントに登録するとキャリアアドバイザーが転職理由や志望動機についていろいろ指導してもらえますよ。

 

人間関係が原因で転職を繰り返さないためには?

人間関係がイヤで転職する時の注意点とは?

 

人間関係がイヤになって転職した場合、全ての他人のせいにしていると、次の職場でも同じことを繰り返す可能性があります。

 

人間関係がダメになった原因が自分の中にもなかったかもう一度考えてみましょう。決してゼロではないはずです。

 

誰にも相談せず一人で悩みを抱えてストレスに耐えきれなくなった、というなら、早い段階で同僚や上司、人事などに相談してみることをおすすめします。

 

またコミュニケーションのとり方をもっと工夫したり、自分から心を開いて打ち解けるために努力するなど、やれることがなかったか検討してみましょう。

 

次に転職先を選ぶ際はリサーチをしっかり行いましょう。

 

できれば会社に職場見学したいとお願いしてみるのも手です。自分で言いづらい場合は転職エージェントに代わりに言ってもらう方法もあります。

 

口コミサイトで社風について調べてみたりやれることはあるはずです。

 

最後に自分の中で優先順位をしっかり決めることです。

 

たとえ人間関係に不満があったとしても、他の要素たとえば給料と休日の多さ、残業が少ないなど自分にとって優先順位が高いものが満たされているならどうでしょうか?

 

もしかしたら転職した結果、さきほどの優先順位の高い要素が得られない可能性もあります。簡単には転職しない方がよいでしょう。

 

まとめ

人間関係がきっかけで転職する人は半数以上おり、決して逃げではないこと、しかし面接では転職理由を言うときはうまく言い換える必要があること、そして同じことを繰り返さないための方法について紹介しました。

 

人間関係が原因で転職する場合、面接で理由をしっかり考えないと落とされるリスクがあること、さらに人間関係でつまづいた人は新しい会社でも同じことが原因で辞めてしまいやすいリスクもあります。

 

一人で思い悩んでも解決しないときは転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。